今年はピーマンやシシトウにカメムシ(駆除しても臭くない?)が、群がっていました。
採っても採ってもきりがありません。
なかなかの強敵です。
この記事では、野菜につくカメムシの名前や駆除方法(無農薬栽培)を書いています。
カメムシ大量発生
長年野菜を作っている方のお話だと1~2年おきにカメムシが多い年があるそうです。
確かに去年は全然気づかなかったので、いなかったか少なかったのだと思います。
2022年多くの都道府県でカメムシ注意報が発令されました。
野菜につくカメムシの名前と生態
名前
ホオズキカメムシ…ナス科の野菜につくカメムシ
生態
・体長 1㎝程
・灰褐色
・短い毛が生えている
雌は10~30コ葉の裏に少し間を開けて産卵します。
卵は約1~2週間程で孵化し、1ヶ月で成虫になります。
写真のように集団を形成します。
果実を吸汁することは、少ないようです。
被害が多いのは6月~10月
ナス科の野菜
なす・トマト・とうがらし・ししとう・ピーマン・じゃがいも等
その他にホオズキ・ヒルガオ科(サツマイモなど)の、茎や葉を吸汁します。
大量発生原因
カメムシは1年のおきに発生数が増減する傾向があるらしく、今年は発生数が多い「表年」ということです。
早くから暑い日が続いたこともあり、カメムシにとって好都合な天候なのです。
花粉が多い年もカメムシが多くなるといわれています。
例年の3倍、過去10年で最多という県もあるそうです。
駆除方法(無農薬栽培)
①コーヒー
いつも飲む濃さのコーヒーを冷めてから、スプレーボトルに入れ毎日散布します。
インスタントコーヒーが経済的だと思いますが、飲まない方はブラック缶コーヒー(薄いかな?)でも大丈夫です。
②木酢液
購入した木酢液に書いてある通りに水で薄め、スプレーボトルに入れて散布します。
作物にダメージを与えないために、1ヶ月に2~3回散布します。
私は、作物に影響が出るのが嫌なので、書いてあるより薄くしました。
余った木酢液は、土壌改良にもなるので土にかけています。
*匂いがきついので、風向きを考え散布して下さい。
③牛乳
効果ありますが、夏と言うこともあり臭いです(>_<)
④ガムテープ
付けて捕獲します。
粘着性があるものなら、何でも大丈夫です。
群がっているので、ちょっと勇気がいりますが、増えてしまった場合1番確実な気がします。
予防が大事
①苗が小さいうちはネットを掛ける
②除草して生息できる環境をなくす
③風通しを良くする
④落ち葉などで越冬するため、畑のまわりに越冬場所をつくらないようにする
まとめ
卵が孵化する前に駆除することで、大量発生を防ぐことができます。
駆除することも大変なので、カメムシの好まない環境づくりが大事なのだと思いました。
来年は数が少ない年「裏年」と言うことなので、少ないことを願います。
今まで落ち葉を気にすることはありませんでしたが、来年の野菜のためにも、畑のまわりをきれいにしておこうと思います!(^^)!